倉敷の魅力について
コラムよくある論争のテーマの一つに住むなら都会か地方都市かという議論を聞いたことがある人も多いかと思います。今回は私なりのそのテーマについての見解を述べつつ倉敷の優れた部分を解説していきたいと思います。
まず、わかりやすい例として倉敷市を岡山市と比較してみるといいのですが基本的に岡山市でなければ手に入らないものはありませんが、都会感が増していますので車を手軽に停めることも難しい傾向にあります。
交通の便に関しては、岡山市の方が優れているように思えますが四国に行ったり県北方面に行く場合や高速バスの一部の路線の有無や新幹線の停車頻度をどこまで気にするのかのもよってくるように思います。
感覚的なイメージで表現するとイオンモール倉敷とイオンモール岡山の関係性が都会と地方都市の在り方を反映しているような気がします。おしゃれで見た目の良いイオン岡山と使い勝手のいいイオン倉敷どちらを取るかと言われた時に物質的なものを選択するのか感覚的なものを選択するのかというようなところに話が落ち着くような気がします。結局のところ都市部が時給が高かかったり多様なコンテンツに溢れると言っても実質的に使うものは限られますので多くの場合において生きていく上での生活は地方都市の方がコスパがいい傾向にあると思います。
今回のテーマである倉敷の魅力とは生活のしやすさ、とりわけ地方の割に恵まれた施設が多いことと公共施設の使い勝手の良さなどにあります。
近隣の同等の人口水準の地方都市と比較し恵まれた施設が多いように思えます。まず、代表的なものにイオンモール倉敷があります大型複合商業施設でイオンとして全国的にも高い売り上げ水準を誇ることからも多くの人に支持されていることがわかります。無料で遊べる遊具や巨大な滑り台もあり腕のいい歯科もテナントにあります。
倉敷駅周辺も倉敷の恵まれたところで駅北口に高速バスが来る上に岡山県なので交通の便がよく多くの大都市などにいくことができますし、日本で唯一残された寝台列車の停車駅でもありますので寝てる間に移動できる選択肢が多く存在します。
この倉敷駅にアリオ倉敷という大きな商業施設が繋がっており、その奥に三井アウトレットモールも併設されています。また、アリオ倉敷には倉敷みらい公園という巨大な芝生の公園もあり遊具も最近増加しました。
行政施設では市役所 ゴミ処理場 ハローワーク 市立図書館が比較的まとまって存在し、同じように県民局、大きな倉敷郵便局、税務署、法務局、倉敷警察署もまとまって存在しているため手続きなどを行う際に非常に便利です。ちなみに市立図書館と市役所は数年内に合体するようです。
さらに言えばこれらの行政施設は全て倉敷駅の南側に限定されています。
住んでいると当たり前になりすぎて気がつかないところでもありますが美観地区は綺麗なエリアで散歩するにもいいところですし、世界的にも有名なモネやピカソの絵が展示してある大原美術館もあります。綺麗なエリアに立派な美術館という恵まれた組み合わせですね・・・通常であれば凄まじくお金がかかるのでまず無理そうな組み合わせです場所的にも倉敷駅にそこそこ近いですし。
これは岡山県全体に言えることでもありますが人口規模の割に土地の値段が安いのでお得に住むことができます反面遊ぶところはやや少ない印象は受けますが、遊びに行く手段と交通費が安いのはメリットでもあります。
倉敷は大原家の存在があったり色々な偶然が重なって結果的に恵まれた街としてあるのだと思います。
もし、倉敷駅に新幹線停まるようになっていれば土地の値段が凄まじかったでしょうしこうは行かなかったかもしれません。(作る段階で玉島か倉敷で国鉄は迷ったらしいです)
普通であればイオン倉敷はともかくとしても三井アウトレットなんかは岡山市の方に作りそうな気もしますが倉敷に作られていますし、やはり何かしら恵まれてはいるのだろうと思います。
ちなみに私は岡山市は北区の人気エリア2ヶ所に住んだことがあり、イオン岡山ができた後とできる前両方住んだことありますが、個人的には倉敷の方が暮らしやすいように感じました。